上京どうぶつ病院












































































































































































































































































最近の症例より 2015


2015.11.
長い間、赤かったお腹も、アレルギーを抑えるお薬ですっかり良くなり
ました。現在、お薬は継続中ですが、ワンちゃんも飼い主さんも満足し
て頂いております。


2015.10.
写真は貧血のワンちゃんのものです。
ハインツ小体性溶血性貧血を疑うものでした。○で囲まれた部分と稟告で診断しました。
原因は、タマネギの入った食事で、大量に食べてしまったために、発症してしまいました。
タマネギだけではなく、ネギやニラ、ニンニクもたくさん食べると貧血を起こすと言われています。
皆さん、ご注意を!


2015.9.
高所より落下事故で来られたネコちゃんです。
来院時は全身打撲で、軽度のショック状態でし
た。

下顎の骨折と脱臼、口蓋裂、胸腔内の出血を
しているようでした。そこで、全身状態を回復さ
せてから手術を計画。手術当日に、鎮静化で
下顎の状態を確認しました。

下顎の骨折は治ってきているので、経過観察
にしました。次に、下顎の脱臼に関しては、事
故翌日に口も開いてニャーニャーと声も出るの
で、こちらも経過観察にしました。ただし、口蓋
裂は一部愈合はしていましたが、裂けているの
で、この部分の手術となりました。

手術前は経鼻カテーテルで栄養管理をしてい
たのですが、術後はパクパク自分で食べられ
ます。

ネコちゃんも満足そうです。


2015.8.

お腹が腫れているとの事で来院された
症例です。○で囲まれた部分。

鼡径ヘルニアで腸管が腹腔内より出て
きていました。

臨床症状はありませんでしたが、飼い
主さんとご相談の上、診察日当日に手
術となりました。

この子は、幸い、飼い主さんとのスキ
ンシップにより、早期発見できたため、
腹腔内へ臓器の整復で済みました。

いつもと違うと感じたら、お近くの動物
病院さんで診察を受けてください。



2015.7.
長い間、アレルギーで苦労されていた子です。
来院時には、皮膚だけでなく、眼にも病変もありましたが、現在、
皮膚・眼とも状態は落ち着いています。ワンちゃんも内服は必要で
すが、痒みが少なくなり、快調です。


2015.7.
13才のワンちゃんでした。
顔が腫れていたそうですが、来院時にはもう腫れは引いていました。
このような場合、歯石の奥に化膿病巣がある事が多いです。抜歯をして、きれいにする必要があります。
なお、腫瘍で顔が腫れるケースもありますので、気になる方は、お近くの動物病院でご相談してくださいね。


2015.6.
ネコちゃんが嘔吐をするとのことで、来院されました。経過から異物による腸閉塞を疑う様子だったので、緊急手術となりました。
左の写真上は閉塞部位、左の写真下は摘出した異物です。飼い主さんに異物を確認して頂いた所、そう言えば何か咬んでいたとの事でした。
ネコちゃんもこんなものも食べるんだなあと思った症例でした。

最近は、異物を食べた犬・猫の来院が多いです。様子を見ることなく、お近くの動物病院へご相談されることをお勧めします。


2015.4

椎間板ヘルニアー上京どうぶつ病院ー


最近の症例より 2014 にも 出ている症例ですが、最近の症例 2015 でも 登場してもらいました。いい走りが出来るようになっています。


2015.3
腹部の出血斑です。
写真は自分の血小板が自分の免疫により破壊されて、内
出血をしていると思われる状態です。血小板数はほとんど
なく、免疫介在性血小板減少症を疑うものでした。

飼い主さんの発見も早く、初期治療にも反応してくれたの
で、もうすっかり元気です。死亡することもある病気なので、
いつもと違うと思われることがあれば、様子を見ることなく、
近くの動物病院さんに相談してくださいね。

2015.2


処置前





手術終了後
ネコの口内炎です。
内科療法で維持されていましたが、飼い主さ
んとご相談して、外科的処置を試してみること
になりました。


処置後は、内服も無く、以前のようにパクパク
食事を食べるようになりました。

また、毛艶も良くなりました。

今回は上手く、飼い主さんもネコちゃんも満足
のいく結果となりました。


ネコの口内炎は難治性の場合があり、治療
に苦慮します。


2015.1
左の写真は、耳をひどく痒がるとの事での来院された子の腹部面です。耳も汚れていましたが、アレルギーが基礎疾患として存在しているようなので、内服薬をお渡しして、経過をみてもらいました。
左の写真は、内服2週間後です。
1週間後では耳をまだ気にするとのことでしたが、2週間後では耳を気にすることもなくなりました。皮膚が黒くなっている所も薄くなり、体全体の赤みも少なくなってきました。
すべてではありませんが、外耳炎もアレルギーをコントロールすることで良くなる事がありますよ。


2015.1
昨年に胃捻転の手術をしたセントバーナードです。
発病が夜間でしたので、その日は応急処置をして、
翌日の手術となりました。現在は、鼓張症のための
内服と栄養管理です。飼い主さんの頑張りもあり、少
しずつ体重も戻ってきました。写真は元旦で、雪だる
まと記念撮影です。

胃捻転は大型犬に多く、発症時刻は夜間から早朝
に多い気がしています。この病気は突然死をします
ので、急にお腹がパンパンに腫れ、吐き気が見られ
たら、かかりつけの動物病院さんか救急病院さんに
電話して対応してもらう必要があります。