上京どうぶつ病院






























































































































最近の症例より 2014


2014.12.
3歳の柴犬です。

以前より痒みがあり、来院時には脱毛と湿疹がありました。お尻以外に、肘の湿疹と股の脱毛と湿疹も見られました。 アトピーを疑い、内服薬を処方。
まだまだ、経過観察中です。
段々と痒みがなくなり、湿疹も無くなりつつあります。
この調子ならもう少しで毛も生え揃うと思われます。
ワンちゃん・飼い主さんも満足されていてます。

柴犬はアレルギー・アトピー体質の子が比較的多く、
ひどくなると、全身の脱毛と皮膚の肥厚、黒色(苔癬化)になってしまいます。
アレルギー・アトピーに対する治療は病院により治療方針がさまざまです。また、皮膚病にもいろいろありますので、お困りの場合は、ご来院をご検討下さい。




アトピーについて
アレルギーの一種で、遺伝的に環境中のアレルゲンに対して過敏になっています。
発症年齢は一般的に6か月〜3歳齢の間と言われています。
おもな症状は痒みで、掻いたり、舐めたりすることで悪化していきます。
季節性の時もあれば、1年を通じて見られることもあります。
なお、アレルゲンとは、植物粒子・食べ物・環境中の粒子など、アレルギーを起こす様々な物質の事です。



2014.11.

椎間板ヘルニア−上京どうぶつ病院−

後躯麻痺で来院された子です。
院内の検査結果より、椎間板ヘルニアと判断して治療を開始しました。
上の動画は初診時の状態と鍼治療・漢方薬の内科療法にて歩けるようになったもので
す。このまま治療を続ければ、もっと滑らかな歩き方になると考えています。

この子も飼い主さんも非常に頑張られたと思います。
後躯麻痺の原因はいくつかあるので、すべての症例が鍼治療の適応にはなりませんが、
治療方法の選択肢の一つとして考えてもらいたいです。



2014.8
胃捻転で来院した子です。
来院時、すぐに緊急手術となりました。
しかし、病気が進行していて、胃は血行不良となり、胃壁が壊死を起こして、破けていました。
胃捻転を疑う症状が現れたら、すぐに動物病院での処置が必要となります。
死亡する可能性が高い病気の一つですから、様子がおかしいと思われたら、動物病院へ連絡してみてください。


胃捻転とは
急激に胃にガスがたまり、死亡する可能性が高い病気です。
原因は食後の運動など言われていますが、そんな事しなくてもなります。
また、胸の深い大型犬に多い病気ですが、それ以外の犬にも発生しています。
主な症状として、腹部が腫れ、吐き気が見られます。
緊急救命処置として、直ちに手術が必要となるケースがあります。
私たちの病院の近くの方で、この病気を疑う症状がみられましたら、
一度ご連絡ください。緊急処置が必要なため、対応いたします。
しかしながら、ご連絡時に手術中・診察処置中の場合や深夜・早朝は、
他の病院さんへのご紹介となることがあります。
ご了承ください。