上京どうぶつ病院

最近の症例より 2017


ご注意
過激な写真は載せないようにしておりますが、閲覧注意の写真もございます。




甲状腺の腫瘍です。
別の施設さんでCTを撮ってもらいました。手術で
摘出可能か、転移所見が無いかの確認です。こ
れからの生活に大きく関わってくるので、とても大
事な検査だと考えております。




〇印が腫瘍です。




















腫瘍は無事に摘出できました。今後は定期健診となります。

飼い主さんたちが早くに気づかれたため、比較的早期で手術ができる状態でした。





摘出した胆嚢と肝生検の組織
胆嚢切除を行いました。
摘出した胆嚢は炎症が激しく、壊死をしていると思われる所が認められました。
初診時はかなり弱っていましたが、点滴などで状態を良くしてから、手術。
手術後の状態は良く、さらに元気になりました。まだまだ内科治療が必要です。ガンバレ。



重度の歯石沈着でした。化膿がひどく、顔が腫れてしまったので、内科療法をして、歯石除去と抜歯となりました。


左上の写真の注射器内の液体はネ
コちゃんのおしっこです。この液体の
中には、左下の写真の結晶がいっぱ
い見つかりました。この結晶が尿道
に詰まって、おしっこが出なくなる場
合があります。

いつもよりトイレの回数が多くなって
いたり、しゃがんでいる姿が長い時
は要注意。気になるときは近くの動
物病院へご相談に行ってくださいね。


症状として、けいれん発作の出ている子に対して、内服薬で状態をコントロールしていましたが、症状が激しくなってきたので、MRIを撮ってもらいました。
 私たちの病院では脳神経の病気を疑う時は、2次診療施設さんを紹介させてもらって、病状の把握と治療方針の検討も行っています。麻酔行為が伴うため、すべての方にMRIを撮ってもらう訳ではありませんので、ご心配なく。


検便で見つかったお腹の寄生虫の卵(虫卵)です。正常便でしたが、検査をすると見つかりました。
正常で大丈夫そうに見えても、検査で異常が見つかる事もあり、検査ってやっぱり大事だなあと思いました。
寄生虫は鞭虫です。




目の下が腫れていた子でした。
炎症が収まってきたので、抜歯しました。
○印が化膿していた所です。
お薬で治ったように見えても、歯根部が化膿しているので、抜歯して、きれいにしないと再発します。